AIデジタライゼーション

■AIデジタライゼーションが提供する価値

今後数年のうちに、AIを活用することを前提として、その中で自社の独自性を訴求するAIネイティブな社会が訪れます。AIデジタライゼーションではAitomatic社のaiVAを活用して、自社の業務ニーズにマッチしたチャットUIの構築を実現するとともに、言語モデルを外部の特定サービスと連携することで、他社とのサービス差別化を図ることが可能です。

■Aitomatic aiVAのご紹介

aiVAの特長として以下項目が挙げられます。

①OODAフレームワークでユーザの質問を分析

OODAフレームワークとは回答に必要な要素を解析し、時には質問者と自発的に会話をすることで、正確な回答を導出するプロセスです。

②SSMモデル開発で短時間・低コストのチューニング

SSM（小規模特化型言語モデル）と呼ばれる小型の言語モデルを複数構築することで、チューニングに掛かる時間と費用を削減することが可能です。チューニングの頻度を向上させることで、より多くの情報をSSMにインプットし、専門的な質問に対しても回答を行うことができます。

③オンプレミス環境でも実装可能

複数のSSMをオンプレミス/クラウド環境に分けて配置したり、異なる部署ごとの専用環境に配置することで、社内外に対するセキュリティを担保します。

④開発後のモデルの所有権

開発後のモデルの所有権はお客様に譲渡させていただくので、グループ間でのモデルの展開等、新たなビジネスチャンスにつながる点も特徴です。

■外部のAIサービス連携

SSMを外部サービスと連携し、特定領域の質問に回答することが可能です。その中の一例として、HEROZ株式会社の株価予測、ポートフォリオのリバランスサービスと連携することで、個人投資家向けの投資アドバイザリーを行うSSMを開発いたしました。個人投資家の方が自身のポートフォリのリバランスを行う際に、ご要望のリスク許容度に応じて適切な銘柄をラインナップし、チャット上でご提案します。本サービスではHEROZ株式会社に留まらず、お客様のニーズに合わせて様々なサービスと連携することが可能です。

■動画

■その他の金融機関におけるユースケース

SSMにインプットする情報は自由に選択可能です。例えば銀行の投資部門の方に対しては、外部サイトから市況情報を収集し、要約してくれるSSMを構築したり、保険のCCオペレータの方に対しては、サービスの約款やマニュアルから適切な応対スクリプトを提示するモデルを構築することも可能です。また、外部の計算ソフトと連動させることで金融業界におけるリスク計算や数理分析を行うことも視野に開発を進めております。